呼吸がいらなくなったら
あなたと月に行く
寒さも暑さも感じない
無限の空間に浮かんで
光に包まれ、二人影になって
手を繋いで昔話をしよう
時間まで
人が生まれ変わるのは
また会いたい人がいるからなのかもしれない
僕らが離れて記憶も消えて
長い時間が経った頃に
お互いをふと思い出せたらいい
その瞬間に再会できたらいい
昔と同じ姿で
呼吸がいらなくなったら
あなたと月に行く
寒さも暑さも感じない
無限の空間に浮かんで
光に包まれ、二人影になって
手を繋いで昔話をしよう
時間まで
人が生まれ変わるのは
また会いたい人がいるからなのかもしれない
僕らが離れて記憶も消えて
長い時間が経った頃に
お互いをふと思い出せたらいい
その瞬間に再会できたらいい
昔と同じ姿で
君が自殺しても
事故か病気で死んでも
悲しみを忘れられるように
逃げ出せるように
本をたくさん買った
もしもの時は
ただひたすら没頭しようと思う
現実全部無視して
別の世界に入り込もう
そうして気が付いた時には
大きく変わった環境の中で
初めて会ったような知人達に囲まれて
心の損壊が既に埋まっている
最後でありたい
もう戻れない
戻らなくていい
今僕は檻の中で
足枷を嵌められ
仮にこの身をあなたに捧げても
僕はここから出られない
あなたが何も思わなくても
あなたの助けになれればいい
この胸から流れ続ける血に
火をつけて焼こう
いずれ全て忘れるだろう
為すべきことを為すだけだ
流れる血と傷口に
火をつけて焼こう
何百何千の漫画や本、音楽や映画を消化するより
孤独じゃないってことの方が価値的なのかもしれないと思った
ざんざか降りの雨のバスの中
ざんざか降りの雨に濡れるたぬき
僕らは軍事で語り合うべきじゃない
敵を作っているのは自分自身の疑心暗鬼だ
話し合って分かり合えないなら
何十年でも時間をかけて話し合い続けるべきだ
僕らは兵器で語り合うべきじゃない
敵を作っているのは自分自身の被害妄想だ
話し合って通じ合えないなら
世代を渡って人を引き継いで話し合い続けるべきだ
それができないなら
悪魔に取り憑かれて滅びてしまえ
業火に焼かれて灰になれ