2005-11-03 手のひらで 僕を温めて下さい 冬の部屋にあるストーブのように 線路に飛び込むのを思い止まる日々 僕を温めて下さい あなたの手のひらが 僕を強くする時がある あなたの声や言葉が 僕を明るくする時がある 長い間、ずっと僕は飢えている 求めても得られなかったものに、僕はずっと飢えている 僕が生きている空間、 僕が生きている世界は 頭の中の景色や音の中にある それがもし理解できたなら あなたは僕がずっと飢え求めていた 僕の仲間だ それがもし理解できたら その手で その声で 僕を温めて下さい