はらぺこタヌキのらくがき帳

詩を書く練習をしています。

ごめんね

さようなら
小さい可能性を信じたいと思うけれど
心がさようならと言っている
昔を思う度に傷が増えていく
やっぱりさようならが聞こえてくる


見たくないけれど
あの子の泣き顔を見なければならない
血が出るんだろう
胸からずっと
あの子の泣き顔をほったらかしにすることで


さようなら
さようなら
ごめんね
血を流すよ


さようなら
泣かないで
許してほしい
血が溢れるから