はらぺこタヌキのらくがき帳

詩を書く練習をしています。

ハト使い

全てのビルの壁面が粘土だったら
穴だらけにして次々ハトを押し込めるだろう
そんな馬鹿な遊びに興じ
気が付けばヘビ使いならぬハト使い
仕事を失いハトを得て
焼き鳥屋を新装開店
店では毎晩手品を披露
ハンカチやスティックの先や
帽子の中からハトが登場
白いハトでなく普通のハトなのが
玉に瑕