はらぺこタヌキのらくがき帳

詩を書く練習をしています。

グリーン バーサーカー

こんなふうに
僕はグリーン バーサーカーに溺れてしまう
もっと大事なことがあると分かっていても
こんなふうに
いつも時間をなくしてしまう
そこに空虚な隙間が空いているから
ほんの少し温度が欲しくて
手を伸ばせばそこに
したり顔のグリーン バーサーカー


止められない豆腐とトマトの生活
終わらせられない大豆と野菜の生活
そこにたとえカロリーがなくても
僕は9時間は働き続けられます
慣性の法則


こんなふうに
僕はグリーン バーサーカーに首ったけ
本当に大事なことが近くに見えていても
こんなふうに
今も時間を捨ててしまう
ここに冷たい下水道管が通っているから
ただそこにいて頷いてくれるだけでいい
気が狂いそうなまでに
美しきグリーン バーサーカー