2008-09-01 飽食神話 競争社会の大合唱が始まる 持てる者、持たざる者 残る者、消え去る者 地球よりも重いはずの命を 全てつなぎとめるだけの食料は 地球にはない 地球にある資源に対して 人はあまりに増えすぎた バランスの崩れた種の重さで 丸い地球が傾いている そして 地球より重いというその命が ひとつ またひとつ 地球よりも軽くなっていく そんなことを思いながら 明日の見えなくなった今に じんわり拳を固めている 消え去る順番が いよいよ自分に回って来たのかもしれない と 飽食の国にいて憂鬱になる