どんなものか知らないけれど
その感情がどんなものか僕は知らないけれど
それと同じ行動をしていればいつかわかるだろうと
思ってさ
やってみたけれど
まだわからない
洗濯機が回り終わった
同じトラブルの繰り返しでほとほと嫌になった
これが宿命かよって思って
柱をバットで叩いた
何だろう この感じ
頭突きしたい
洗濯物を干さなきゃ
見えない行き先を目指して歩く
気が滅入りそうになっても踏ん張って歩く
砂漠の隊商の気分
頭に水をかけてくれ
そんな愚痴をこぼしても
もう僕の選択肢には「退く」ってのが無くなった
その感情がどんなものか僕は知らないけれど
それと同じ行動をしていればいつかわかるだろうと
今も思う
はあ
バットは片付けよう
歩けよラクダ